こんにちは、南国市観光協会のみなみです。
住宅街と田園風景の中に突如現れる不思議な物体・・

南国市にはこちらの
「掩体壕(えんたいごう)」が現在7基残っています。
掩体は戦時中に飛行機の格納庫として使用されており、
敵からの攻撃を避けるために作られました。
今残っている7基はコンクリートで作られたものですが、
資材が不足していくと竹や土を材料に作られていたそうです。

先日、
高知県高等学校文化連盟新聞専門部の皆さんが取材に来てくださいました。
案内役は南国市観光案内人の会の藤本さんです。藤本さんは小学生の時に
実際掩体作りを手伝った経験があり、
その語り口からは当時の情景が浮かぶような迫力があります。
どのように掩体は作られたのか、など丁寧に説明をしてくださいました。
大人の男性は戦場に行ってしまったので、残った女性や子供、
受刑者そして拉致してきた朝鮮の方と掩体を作ったそうです。
掩体から飛び立つ特攻隊の飛行機のスピードが、米軍の飛行機に比べてとても遅かった話が
とても印象的でした。
※掩体の詳しい説明、パンフレットデータはこちらから(南国市HP)
http://www.city.nankoku.lg.jp/life/life_dtl.php?hdnKey=1569今回は掩体コースとごめんのまちコースの2チームに別れて取材が行われました。


ごめん町商店街について、中村時計店の取材などを行いました。
ご興味のある方は
実際に残っている戦争遺跡と当時を知るガイドの貴重な話を受けてみてはいかがでしょうか?
一般の方や団体の方、日にちなどもお気軽にご相談ください
南国市観光案内人の会のガイドご希望の方は
一般社団法人南国市観光協会までご連絡ください。
posted by 南国市観光協会 at 09:53| 高知 ☀|
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